第1677夜 【ふきのはのうえに】

【ふきのはのうえに】 福音館書店 ちいさなかがくのとも 通巻230号 2021年5月1日発行 澤口たまみ ぶん 磯部光太郎 え 絵本からかすかな音が聞こえてくることがあります。 明らかに音がしている絵ではなくても。 ほんの少しの音を感じることで、臨場感をかきたてられるのです。 この絵本のように。 あまがえるや…
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第1676夜 【さあ おいで こどもたち】

【さあ おいで こどもたち】 福音館書店 ちいさなこどものとも 通巻229号 2021年4月1日発行 小風さち ぶん しもかわら ゆみ え NHKの恐竜CG番組「恐竜超世界」に、 ニコという恐竜(デイノケイルス)が登場します。 ニコは幼い頃にタルボサウルスの襲撃に遭って仲間を殺され、 ずっと孤独に生きています。 …
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第1675夜 【グドーさんのおさんぽびより】

【グドーさんのおさんぽびより】 福音館書店 2018年2月15日発行 たかどのほうこ え・佐々木マキ ねむたくなるような春の日のおそい午後。 グドーさんはバスを乗り間違えて、動物園に行きついてしまいました。 ついていないことの連続だった一日を思いながら、 動物園の門のそばに突っ立っていると、 門から出てくるおじさ…
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第1674夜 【わたし てじなし】

【わたし てじなし】 福音館書店 こどものとも年少版 通巻523号 2020年10月1日発行 佐々木マキ 『この人の絵、ずいぶん変わっちゃったなあ…』 と思うことが、漫画家さんでは結構あります。 失礼な言い方をすれば、「上達した」ということなのでしょうが、 以前の方がよかったよ…ということも時にはあります。 佐々木…
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第1673夜 【さばくのくいしんぼ】

【さばくのくいしんぼ】 フレーベル館 2014年8月発行 佐々木マキ 佐々木マキさんの絵の魅力の一つは、スッキリしていることです。 黒い線の縁取りがはっきりしていて、グラデーションやぼかしがなく、 さらに、必要最小限のものしか描かれていません。 でも、この絵本だと、ちゃんと自分が砂漠に居る気持ちになれるのです。 …
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第1672夜 【いないいないばあさん】

【いないいないばあさん】 偕成社 2019年4月発行 佐々木マキ 最初の数ページで、 『これはうちの母ではないか?!』 と思いました。 さっきまで一緒に歩いていたと思ったら、いつのまにかいなくなっている… 母の場合は、お店の前の売り出しワゴンとかに引っかかっていることが多かったですが、それ以外にも、森羅万象に興…
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第1671夜 【へらへらおじさん】

【へらへらおじさん】 福音館書店 こどものとも 通巻772号 2020年7月1日発行 佐々木マキ 〝へろへろおじさん”は、本人が自覚していたのかはともかく、 ひたすら耐えたおじさんでした。 あまりのヘロヘロぶりに、ある時の自分を重ねたりしながら、 ちょっぴり同情もし、応援もしました。 さて、今回の〝へらへらおじさん…
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第1670夜 【ZOMBIES HAVE ISSUES】

【ZOMBIES HAVE ISSUES】 CHRONICLE BOOKS 2014 GREG STONES 5年か6年前、若い同僚が新婚旅行(海外)のおみやげにくれた本です。 結婚のお祝いに、ちょっとした絵本をプレゼントし、 私が絵本好きであることを伝えてあったので、 おみやげがチョコではなく、この本になったのでしょう…
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第1669夜 【うきくさ】

【うきくさ】 福音館書店 かがくのとも 通巻619号 2020年10月1日発行 野坂勇作 さく 田んぼに囲まれ育った私にとって、浮草はあまりになじみのある植物です。 それなのに、その生態になど全く関心を寄せずに今日まできました。 まるで細胞分裂を繰り返すように増えることや、 葉が越冬芽を守るように冬を越す仕組みも、初…
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第1668夜 【珪藻美術館】

【珪藻美術館】 ちいさな・ちいさな・ガラスの世界 福音館書店 たくさんのふしぎ 通巻411号 2019年6月1日発行 奥 修 文・写真 最近、何かに感動したということがトンとない、という人がいたら、 黙ってこの絵本を手渡したいところです。 「珪藻土」なら、我家のバスマットがそれなので、 吸水性に優れている程度の知識…
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第1667夜 【ことばのべんきょう】

【ことばのべんきょう】 くまちゃんのいちねん 福音館書店 1971年8月発行 かこ・さとし ことば図鑑です。 小さいけれど、ズシッとくる存在感です。 身近な、そして、残していくに値することばを、 季節の移ろいと共にわかりやすく絵で伝える… 大人だって、何度もめくって読み返したくなります。 加古里子さんの絵本…
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第1666夜 【きょうは みんなで クマがりだ】

【きょうは みんんだ クマがりだ】 本の大きさ(文字の大きさも)は大事だと改めて思いました。 こちら、第543夜で紹介した英語版の4倍の大きさです。 迫力があります。 英語を音読したときのリズム感が、 翻訳されても損なわれていません。 それどころか、繰り返される 「うえを こえては いかれない。  したを くぐっ…
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第1665夜 【スマイルショップ】

【スマイルショップ】 岩波書店 2020年10月6日発行 きたむらさとし やっぱり、きたむらさとしさんの絵本が大好きです。 押しつけがましくなく、 つまりサラッと、 心に花束を渡されたような気持ちになるからです。 ああ、わくわくする。 ためていた おこづかいで きょう かいものを するんだ。 ぼくの …
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第1664夜 【白い花びら】

【白い花びら】 岩崎書店 2017年2月28日発行 やえがしなおこ 文 佐竹美保 絵 私にはよくあることですが、〝表紙に一目ぼれ”でした。 おととしの今頃、秋田の実家で両親と過ごした時、 気晴らしに町の図書館に通いました。 児童書の充実ぶりは大変喜ばしかったのですが、 いつ行っても人が一人二人しかいませんでした。…
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第1663夜 【おひさまでるよ】

【おひさまでるよ】 ほるぷ出版 2020年4月20日発行 齋藤 槙 齋藤槙さんの絵が好きだから買った絵本ですが、 そうじゃなくても、このお日さまの目の魅力で、 おそらく購入したことでしょう。 キラキラしています。 ただし、単純なキラキラではありません。 まるでスフェーンという宝石のようです。 (*実物を見たわけ…
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第1662夜 【とのさまがえるに はるがきた】

【とのさまがえるに はるがきた】 福音館書店 こどものとも年中向き 通巻372号 2017年3月1日発行 小風さち さく 山口マオ え 静かな土の中、生きものたちが眠っています。 外はまだ冬。 一匹のとのさまがえるが動き出します。 「ああ、寝た 寝た。 たっぷり寝た。  こんなにたっぷり寝たからには、地上は春に違…
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第1661夜 【ちょうちょうなんなん】

【ちょうちょうなんなん】 あかね書房 2018年4月30日発行 井上奈奈 鮮やかな桃色の曲線に導かれて進んでいくストーリー、 その線の出どころは、蝶々のはばたきです。 「バタフライ効果」という仰々しいことばを使うほどではありません。 桃色の、くねくねとした細い線にのった文字を追っていくうちに、 連続した何かを目撃し…
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第1660夜 【チューリップ畑をつまさきで】

【チューリップ畑をつまさきで】 偕成社 2017年10月発行 山本容子 春の陽射しのような、あたたかな雰囲気のピンクの表紙を見ただけでは、 この絵本の中に、どれだけスケールの大きな冒険が描かれているのか、 想像できないと思います。 主人公はチューリップの球根です。 そもそも球根は地面の中にいる(ある)もので、 場…
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第1659夜 【ぞろ ぞろぞろ】

【ぞろ ぞろぞろ】 福音館書店 こどものとも0.1.2 通巻310号 2021年1月1日発行 尾崎玄一郎・尾崎由紀奈 さく 並んでいるものが好き、というのは私だけでしょうか。 できれば規則正しく並んでいると、興奮度は増します。 商品カタログなどには、美しく何かが並んでいることが多く、 商品自体に関心はなくても、ポーッ…
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第1658夜 【おにろうのおつかい】

【おにろうのおつかい】 偕成社 2020年1月発行 尾崎玄一郎 尾崎由紀奈 鬼の子、おにろうが街へおつかいに行くというだけのストーリーなのですが、 スルスルと読み進んでいくタイプの絵本ではありません。 それぞれのページに見入ること間違いなし。 実際のおつかいと同じくらいの時間を要するかもしれません。 絵が迫力満…
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