テーマ:安野光雅

第1506夜 【好きノート】

【好きノート】 アリス館 2012年10月30日発行 [なまえ              ] 谷川俊太郎 装画 安野光雅 『これ、好きだな』 と思ったら、幸せな気持ちになります。 〝好き”は幸福の源泉かもしれません。 ということは、好きなものが多ければ多いほど、幸福度は高いということでしょうか。 そんな理屈…
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第1502夜 【しりとり】

【しりとり】 福音館書店 こどものとも 通巻747号 2018年6月1日発行 安野光雅 さく/え 安野光雅さんの新しい絵本を、リアルタイムで手にできる幸せに感謝します。 しかも、友人のためにと数冊購入できる価格で。 単純なしりとりではありますが、実は単純ではありません。 初めのページの中から好きな絵を一つ選び…
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第1467夜 【オランダの花】

【オランダの花】 朝日新聞社 1988年5月10日発行 安野光雅 今更なのですが、安野光雅という人の〝大きさ”、〝広さ”、〝深さ”を思い知ります。 挿絵を伴った紀行文という形ですが、実際は、読みながら、歴史を、土木を、美術を、民俗学を、科学を、こうしてジャンルでくくれない森羅万象を学ぶことになるのです。 いや、学ぶ…
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第1262夜 【歌の絵本】

【歌の絵本】 ―― 日本の唱歌より ―― 講談社 1977年5月20日発行 芥川也寸志・編 安野光雅・絵 実家に帰省する時に、手土産としてお菓子を買っていきます。 帰るや否や、それは“ほとけさん”の前にお供えとして置かれます。 それとは別に、両親を喜ばせるものを何か持ち帰りたいと、いつも心にとめています。 最近は…
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第1248夜 【旅の絵本 Ⅷ】

【旅の絵本 Ⅷ】 福音館書店 2013年5月25日発行 安野光雅 【旅の絵本】とのおつきあいも三十六年、私自身、気持ちはいつまでも若いつもりでも、肉体的な衰えを認めないわけにはいきません。 馬上の旅人は、いつも背筋を伸ばし、前方をまっすぐに見つめ、おそらく「クールですね」などと何度も言われながら旅を続けてきました。 そ…
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第1247夜 【旅の絵本 Ⅶ】

【旅の絵本 Ⅶ】 福音館書店 2009年9月5日発行 安野光雅 初めて【旅の絵本】を右へと開いていきます。 旅人は、その旅程のほとんどを舟で行きます。 お供をする私たちも川の水の上をすべるように進む気分を味わいつつ、その両脇の風景を堪能できます。 場所によっては、昭和の日本ではないのかと思われるような、懐かしさを覚え…
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第1246夜 【洛中洛外】

【洛中洛外】 産経新聞出版 2012年9月25日発行 安野光雅 絵に惹かれることは当然のこととして、負けぬくらい魅力があるのは、絵の場面にまつわる文章です。 まさに、「まつわる」という表現がぴったりで、その場所や建物についての直接的な説明はほとんどありません。 その場所と安野氏とのエピソード、あるいは関連する人や歴史の話を…
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第1121夜 【ソナチネの木】

【ソナチネの木】 青土社 2006年8月10日発行 岸田衿子 え 安野光雅 声に出して読んでいたら、自分のぼそぼそした声が口から離れて少し遠くへいくあたりの連続が、まるで音楽のように思えてきた。 音楽は芸術的で美しいとは限らない。 自分の、あまり抑揚のないこもった声のつながりが、音楽に聞こえたのは初めてのことだ。 それ…
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第1080夜 【絵のある自伝】

【絵のある自伝】 文藝春秋 2011年11月20日発行 安野光雅 よく、昨日のことは忘れているけれど、子どもの頃のことは覚えている、ということがあります。 短期記憶と長期記憶についてのTV番組を見たことがありますが、脳の仕組みからこういうことはあるのだそうです。 それにしても、安野光雅氏のこの記憶力は尋常ではありません。 …
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第1079夜 【ガリバーの冒険】

【ガリバーの冒険】 文藝春秋 2012年4月15日発行 ジョナサン・スウィフト/原作 井上ひさし/文 安野光雅/絵 井上ひさし氏が亡くなってから、偶然にも安野氏の本棚の奥から出てきた絵本がこの【ガリバー】だそうです。 1969年出版とのことですから、ずいぶん前のものです。 「昔描いた絵ですから」というのは言い訳で、恥…
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第1078夜 【シンデレラ】

【シンデレラ】 世界文化社 2011年7月20日発行 文・絵 安野光雅 最短距離でお話を語り、最高の絵を見せてくれています。 すぐれた物語というのは、細部にはこだわらないものなのでしょう。 大筋がわかればよい、というか、細部はどうでも、誰もがそのストーリーを語れる、というのが共通の条件のような気がします。 小学生…
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第1077夜 【さよなら さんかく】

【さよなら さんかく】 講談社 1981年12月20日発行 安野光雅 おそらく誰もが一度は口ずさんだことのある、おなじみのわらべうたですが、安野光氏が絵本にすると、こんなに素敵で面白いものになるわけなんです。 さよなら さんかく また きて しかく しかくは とうふ とうふは しろい しろいは うさぎ うさぎは …
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第1076夜 【空想の繪本】

【空想の繪本】 講談社 1999年10月20日発行 安野光雅 「以前『安野光雅の画集』という絵本を出した頃に描いていた作品がいろいろと出てきたので、これらを併せて取捨選択し、それぞれの絵を描いた時の“たねあかし”のようなことを書こうと考えた。 それは絵のからくりの説明でもあるが、それ以前の、着想の源泉は“空想である”とい…
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第1075夜 【きつねが ひろった イソップものがたり Ⅰ】

【きつねが ひろった イソップものがたり Ⅰ】 岩崎書店 1987年10月20日発行 安野光雅 【きつねが ひろった イソップものがたり 2】 岩崎書店 1987年10月20日発行 安野光雅 物事は、一つの見方しかできないわけではない、いや、むしろ一つの見方しかしないのはよくないよ、という教えこそ、この絵本が最も…
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第1074夜 【おとぎの国の郵便切手】

【おとぎの国の郵便切手】 岩崎書店 2000年5月11日発行 安野光雅 切手のシートというものに、なぜだかとても惹かれます。 同じ絵が何枚も、あの点々のミシン目で仕切られて整然と並んでいる様子が好きなのです。 できることなら一枚も切り離さずに、ずっととっておきたいくらいです。 といっても、私は切手の収集家ではありませ…
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第1073夜 【あいうえおの本】

【あいうえおの本】 福音館書店 1976年2月20日発行 安野光雅 この世に「あいうえお」の絵本はたくさんあるでしょうが、「さ」の文字が桜「さくら」の木でできているものが他にありましょうか。 美しい蒲細工の「さ」を取り囲む絵には、「皿(さら)」に乗った「さくらんぼ」と「匙(さじ)」や「鷺(さぎ)」がちりばめられ、挿絵としては…
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第990夜 【あいうえおみせ】

【あいうえおみせ】 福音館書店 こどものとも 通巻628号 2008年7月1日発行 安野光雅 さく/え 長いようで短かった・・・そして、短いようで長かった九月が去って、十月に入ってみれば一週間はあっという間。 九月は不思議な月でした。 離婚もしていないのに、公の場で旧姓で呼ばれる体験なんて、めったに出来るものではありません…
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第823夜 【魔法使いのあいうえお】

【魔法使いのあいうえお】 童話屋 1980年9月1日発行 安野光雅・安野雅一郎 いずれ手に入れようと思っていながら、なかなかそれが実現しなかったモノってありませんか。 この絵本が、私にとってそうでした。 添付されている、鏡になる銀色のシートを筒状に丸め、絵本の中心に置きます。 すると、間延びしているように見えていた絵…
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第192夜 【サンタクロースのふくろのなか】

【サンタクロースの ふくろのなか】 童話屋 2006年10月24日発行 安野光雅 安野光雅ワールドに引き込まれることに、至福を感じます。 いわゆる大人の方、自分のためのクリスマスプレゼントにどうぞ。 未完成、というより、描き始めたばかりの絵があります。 普通の絵ではありません。 安野氏ですから。 「何でもいいか…
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第百夜 【森の声】

【森の声】 岩崎書店 1988年11月15日発行 村井宗二・絵 安野光雅・AD 脳みそが飽和状態の時にはこの本を開くことをお勧めします。 あるいは、怒涛のように忙しい毎日を送っていて、『これでいいのか?』と自問しない日はない、という人にも。 実際に森へ行ってマイナスイオンを浴びなくても、呼吸が楽になるような気がするからで…
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第九十九夜 【ねがいは「普通」】

【安野光雅の世界 1974→2001】 平凡社 2001年3月22日発行 1970年代から80年代、90年代、2000年・2001年と順に、安野氏の作品70点を紹介しています。 それぞれの本の 「あとがき」の一部も収録されています。 改めて氏の偉業を目の前にして、つくづく今の世に生きていられて幸せだと思います。 【故…
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第九十八夜 【算私語録】

【算私語録】 朝日文庫 昭和60年(1985年)2月20日発行 安野光雅 こんなにもドッグイアーをしてしまった本は他にありません。 なにしろ、毎ページと言っていいくらいに折ってあります。 本人は“無駄口” と言っていますが、どれもこれもおもしろい。 プッと吹き出すものもいくつもあって、それでついつい本の端を折ってしまい…
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第九十七夜 【おおきなもののすきなおうさま】

【おおきな ものの すきな おうさま】 講談社 昭和51年(1976年)8月16日発行 安野光雅 「大きい」と「小さい」では、「大きい」が好きです。 しかし、「大きいものと小さいものと、どっちを選ぶ?」と言われると、「舌きりすずめ」のつづらの話を思い出して、『大きいほうを選ぶと欲張りだと思われちゃうかな・・』と、つい警戒して…
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第九十六夜 【もじあそび】

【もじあそび】 福音館書店 1983年1月発行 安野光雅 算数、数学にあれだけ関心のある人が、文字やことばに関心がないわけがありません。 【はじめてであう すうがくの絵本】シリーズの二人の小人が文字やことばの世界を案内してくれます。 途中、文字の組み合わせのところでは、またも数学か、と思うページもあります。 “あいう…
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第九十五夜 【まるいちきゅうの まるいちにち】

【まるいちきゅうの まるいちにち】 童話屋 1986年1月21日発行 安野光雅/編 世界8カ国8人の絵本作家と、安野氏が作った絵本です。 1月1日、ロンドンのグリニッジ標準時0時にあわせて始まります。 絵本を開くと、壮観、8つの国の子どもたちが、それぞれの国の作家の手によってなんてすてきに描かれていることでしょう。 …
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第九十四夜 【かげぼうし】

【かげぼうし】 冨山房 1976年7月20日発行 安野光雅 表紙の絵にクラッときてその絵本を買うことが、わりと高い確率であります。 そうして買った絵本に失望させられることはほとんどありません。 30年も前に、私はこの絵本の表紙にヤラレました。 この絵のジグソーパズルまで買いました。 “雪” には過剰なほど反応し…
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第九十三夜 【がまの油】

【がまの油】 岩崎書店 昭和五十四年(1979年)十月十五日発行 安野光雅 私がまだほんの子どもの頃、家には囲炉裏がありました。 囲炉裏の上には四角い升目のある木枠(火棚)が吊る下がっていて、その真ん中からさらに、なべや茶釜を吊るせるように一本の棒(カギ)が下がっていました。 まるで日本昔話の世界ですが、私からするとほん…
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第九十二夜 【野の花と小人たち】

【野の花と小人たち】 岩崎書店 1979年8月20日発行 安野光雅 美しい野の花と、短いエッセーの絵本です。 野の花の中には、まるで実在するように、小人たちが描かれています。 不思議なもので、自分の記憶にそういうことがしまいこまれてあったのか、というものが、安野氏の絵本を読むことで発掘されることがしばしばです。 い…
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第九十一夜 【きつねのざんげ】

【きつねのざんげ】 岩崎書店 1979年7月10日発行 安野光雅 “大人のための絵本”というコピーで本屋さんに並んでいる絵本がありますが、確かにこれも子ども用ではないかもしれません。 しかし、それでは大人なら誰にでもわかるかというと、私自身、きっぱりハイと言えません。 ですから、この絵本について何かを書こうとしている自分…
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第九十夜 【昔のこどもたち】

【昔のこどもたち】 NHK出版 2002年4月25日発行 安野光雅 振り向くとすぐに中学時代の自分がそこにいる、と、たまに人に自慢げに言うのですが、私は自分の中学の時のことをけっこう生々しく記憶しています。 いいことも悪いことも。 もっと幼かった時のことも、ストーリーとしてではなくても、ショットで覚えていることはわりと多いで…
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