テーマ:宮沢賢治

第1331夜 【画本 風の又三郎】

【画本 風の又三郎】 講談社 2014年1月23日発行 影絵 藤城清治 原作 宮沢賢治 利用しているスーパーの一つは川縁にあります。 久しぶりに自転車で出かけると、すぐ隣の田んぼから、なんとも懐かしいにおいがしました。 稲のにおいです。 思わずスーッと音を立てて深く息を吸い込みました。 大げさなようですが、「忘れ…
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第1119夜 【セロひきのゴーシュ】

【セロひきのゴーシュ】 福音館書店 1966年4月1日発行 宮沢賢治 作 茂田井 武 画 ずいぶん以前、この絵本を読む前のことです。 松居直氏の「茂田井武との出会い」という文章を、別冊太陽「絵本」で読んでいました。 病床にあるとは知らず、松居氏が、「こどものとも」第二号「セロひきのゴーシュ」の挿絵を依頼しに茂田井家を…
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第1105夜 【かしわばやしの夜】

【かしわばやしの夜】 パロル舎 1996年6月5日発行 作 宮澤賢治 画 小林敏也 藍染に心惹かれるのと同様の作用が、この絵本を読んでいると起きます。 “青”と一言でくくれないけれども、やはり“青”というしかない色が、まさに、不思議な世界に引き込むのです。 桃色の月も、ふくろうの大将の真っ赤な眼のくまも印象的ですが、読み…
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第1011夜 【宮沢賢治 花の図誌】

【宮沢賢治 花の図誌】 平凡社 1991年5月29日発行 松田司郎 笹川弘三(写真) 宮沢賢治の詩や童話にちりばめられている植物にスポットライトをあて、美しい写真とともに、わかりやすい解説をしてくれています。 解説といっても、植物学的なものではありません。 つまり、“図鑑”ではありません。 (植物の説明ももちろんありま…
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第1010夜 【銀河鉄道の夜】

【銀河鉄道の夜】 朝日ソノラマ 1995年10月20日発行 原作 宮沢賢治 ますむら・ひろし 久しぶりに読みました。 ますむら氏の「あとがき」まで読むと、目の湿度が上がり、表現できない気持ちが、頭なのか胸なのかわかりませんが、自分の中に満ちているような気がしました。 この物語は文庫本でも読み、映画(アニメ)でも観、N…
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第933夜 【カイロ団長】

【カイロ団長】 偕成社 1992年9月発行 宮沢賢治 作 村上 勉 絵 世間では手拭いがちょっとしたブームのようですが、私も数年前から、手拭いを家のあちらこちらに掛けるようになりました。 特に気に入ったものは、手拭い用の額に入れ、リビングの特等席(壁)に飾ります。 今掛かっているのは、薄い黄緑色の下地に水の波紋が描かれて…
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第877夜 【よだかの星】

【よだかの星】 偕成社 1987年12月発行 宮沢賢治 作 中村道雄 絵 第697夜で紹介した【なめとこ山の熊】同様、中村道雄氏の組み木絵による、宮沢賢治の物語の絵本化です。 組み木絵とは、数十種類の板材(欅・朴・柿・チーク・ローズウッド・黒檀等々)を使い、着色はせず、木の色のみで色として組み込んでいく独特の表現方法で…
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第718夜 【猫の事務所】

【猫の事務所】 偕成社 1994年10月発行 宮沢賢治=作 黒井 健=絵 まずは、このお話に、黒井健氏の絵がとてもふさわしい、それを言っておきたいと思います。 ぼかされた色合いが柔らかそうでありながら、実は鋭く真実をにじませた、緊張感のある絵です。 猫の事務所の書記の中に、一匹のかま猫がいました。 かま猫とは、黒猫…
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第697夜 【なめとこ山の熊】

【なめとこ山の熊】 偕成社 1986年11月発行 宮沢賢治 作 中村道雄 絵 この絵本の絵は、筆やペンで描かれた絵ではありません。 “木”なのです。 中村道雄氏独自の手法、“組み木絵”というもので描かれています。 組み木絵とは、数十種類の板材(欅ケヤキ・朴・柿・チーク・ローズウッド・黒檀等々)を使い、着色はせずに、…
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第582夜 【セロ弾きのゴーシュ】

【セロ弾きのゴーシュ】 偕成社 1989年10月発行 宮沢賢治 作 赤羽末吉 絵 人にはそれぞれいろいろな面があるとは思います。 私自身、自分のことを二重人格なんてもんじゃなくて、多重人格と言っていいかもと思うことがあります。 ゴーシュに人間くささを感じるのは、その性格付けが一定していないところかもしれません。 …
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第574夜 【水仙月の四日】

【水仙月の四日】 偕成社 1995年9月発行 宮沢賢治・作 伊勢英子・絵 水仙月というのは何月なのかわかりませんが、水仙というくらいですから春先でしょう。 春先に突然寒が戻って吹雪く四日間・・・ それはまるで、3月下旬に秋田に帰省した際、私が実際に体験してきた四日間でした。 3月25日雪 3月26日雪 3月27日吹…
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第548夜 【鹿踊りのはじまり】

【鹿踊りのはじまり】 偕成社 1994年2月発行 宮沢賢治 作 たかし たかこ 絵 「そのとき西のぎらぎらのちぢれた雲のあいだから、夕陽は赤くななめに苔の野原に注ぎ、すすきはみんな白い火のようにゆれて光りました。」 このように書いた宮沢賢治も、こんなにもみごとな絵に描かれるとは思わなかったのではないでしょうか。 すすきが…
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第497夜 【虔十公園林】

【虔十公園林】 偕成社 1987年3月発行 宮沢賢治 作 伊藤 亘 絵 いったいこの絵はどうやって描いたものなのでしょうか。 「“紙彫”という独自の手法を生かして・・・」というコメントがカバーにあります。 “紙彫”とは・・・ どんな作業によって、この不思議な存在感をかもし出す絵ができあがるのかを知りたくもありますが、ま…
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第234夜 【雪わたり】

【雪わたり】 福音館書店 1969年12月20日発行 著者 宮沢賢治 堀内誠一 画 「こんなおもしろい日が、またとあるでしょうか。いつもは歩けないきびの畑の中でも、すすきでいっぱいだった野原の上でも、すきな方へどこまででも行けるのです。平らなことはまるで一まいの板です。そしてそれがたくさんの小さな小さなかがみのようにキラキラ…
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