第1377夜 【どんぐりずもう】 【どんぐりずもう】 福音館書店 こどものとも年少版 通巻452号 2014年11月1日発行 いしだえつ子 さく 飯野和好 え 音読し始めてすぐに、自分が優れた講談師のような名調子になっているのに気分をよくしていました。 ことばに操られて、自分が変化する楽しさ! 存分に味わうことができます。 そして、このどんぐりたち… トラックバック:0 コメント:0 2015年09月04日 続きを読むread more
第982夜 【ウグイス ホケキョ】 【ウグイス ホケキョ】 福音館書店 ちいさなかがくのとも 通巻96号 2010年3月1日発行 三宮麻由子 ぶん 飯野和好 え どこかで、いろいろな鳥を見かけても、名前がわかるのは、せいぜいスズメとツバメとカラスとハトくらいです。 しかし、ウグイスだけは、声を聞けばわかります。 そのくせ、その姿をちゃんと見たという記憶… トラックバック:0 コメント:0 2010年08月24日 続きを読むread more
第687夜 【ドン・ローロのつぼ】 【ドン・ローロのつぼ】 福音館書店 年少版こどものとも 通巻263号 1999年2月1日発行 飯野和好 さく シチリアにはもちろん行ったことのない私ですが、『これがシチリアの男たちだ!』と力強く思ってしまうのでした。 特に、ドン・ローロのアップを見たら、ムンムンと彼が発する体温まで感じます。 いわゆる「濃い顔」のイメージ×… トラックバック:0 コメント:0 2009年08月03日 続きを読むread more
第639夜 【つぶむこ】 【あやとりひめ -五色の糸の物語ー】 理論社 1998年9月発行 森山京・作 飯野和好・絵 昔のお話、ある山里にアヤという女の子がおりました。 アヤはお母さんと二人暮らしでしたが、アヤが十歳を過ぎた頃、お母さんが突然病気で倒れます。 アヤの手厚い看病の甲斐なく、お母さんはアヤに五色の糸を残して亡くなります。 それは… トラックバック:0 コメント:0 2009年06月16日 続きを読むread more
第571夜 【紳士とオバケ氏】 【紳士とオバケ氏】 フレーベル館 2001年5月発行 たかどのほうこ・作 飯野和好・絵 評論家といわれる人たちは、評論しなければならないわけで、自分がそれを好きだとか嫌いだとかを自由に言えないのではないかと思います。 私は、自分が評論家じゃなくて本当によかったと思います。 この本、大好きです。 主人公“マジノ マジ… トラックバック:0 コメント:0 2009年04月06日 続きを読むread more
第480夜 【ことばあそびえほん】 【ことばあそびえほん】 のら書店 2000年1月発行 石津ちひろ 文 飯野和好 絵 私は回文が大好きです。(第323夜でもふれました。) 学級通信、学年通信の隅っこには、必ず絵付きで回文を載せていました。 よく聞く回文よりは、『なんじゃ、こりゃ?』というのが好みです。 例えば、シリーズで載せたものに、「つままつ」シリー… トラックバック:0 コメント:0 2008年11月22日 続きを読むread more
第335夜 【おならうた】 【おならうた】 絵本館 2006年6月発行 谷川俊太郎・原詩 飯野和好・絵 絵は視覚に訴えるものです。 文字があれば、読者は、音読するなり黙読するなりして、聴覚は働かせます。 すばらしいごちそうが描かれてあったとしても、“おいしそう”とは思っても実際には味わえないわけですから、味覚は不完全燃焼です。 臭覚にして… トラックバック:0 コメント:1 2008年05月20日 続きを読むread more
第三十七夜 【あのとき すきになったよ】 【あのとき すきになったよ】 教育画劇 みんなのえほん 1998年4月発行 薫くみこ・さく 飯野和好・え 文と絵が合っている、というようななまやさしい言い方では済まされません。 この絵以外の“しっこさん”も“わたし” もありえないでしょう。 男の子同士の友情を描いた物語に比べたら、女の子同士のそれは少ないように思う… トラックバック:0 コメント:0 2007年07月03日 続きを読むread more