テーマ:絵本

第1668夜 【珪藻美術館】

【珪藻美術館】 ちいさな・ちいさな・ガラスの世界 福音館書店 たくさんのふしぎ 通巻411号 2019年6月1日発行 奥 修 文・写真 最近、何かに感動したということがトンとない、という人がいたら、 黙ってこの絵本を手渡したいところです。 「珪藻土」なら、我家のバスマットがそれなので、 吸水性に優れている程度の知識…
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第1667夜 【ことばのべんきょう】

【ことばのべんきょう】 くまちゃんのいちねん 福音館書店 1971年8月発行 かこ・さとし ことば図鑑です。 小さいけれど、ズシッとくる存在感です。 身近な、そして、残していくに値することばを、 季節の移ろいと共にわかりやすく絵で伝える… 大人だって、何度もめくって読み返したくなります。 加古里子さんの絵本…
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第1666夜 【きょうは みんなで クマがりだ】

【きょうは みんんだ クマがりだ】 本の大きさ(文字の大きさも)は大事だと改めて思いました。 こちら、第543夜で紹介した英語版の4倍の大きさです。 迫力があります。 英語を音読したときのリズム感が、 翻訳されても損なわれていません。 それどころか、繰り返される 「うえを こえては いかれない。  したを くぐっ…
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第1665夜 【スマイルショップ】

【スマイルショップ】 岩波書店 2020年10月6日発行 きたむらさとし やっぱり、きたむらさとしさんの絵本が大好きです。 押しつけがましくなく、 つまりサラッと、 心に花束を渡されたような気持ちになるからです。 ああ、わくわくする。 ためていた おこづかいで きょう かいものを するんだ。 ぼくの …
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第1664夜 【白い花びら】

【白い花びら】 岩崎書店 2017年2月28日発行 やえがしなおこ 文 佐竹美保 絵 私にはよくあることですが、〝表紙に一目ぼれ”でした。 おととしの今頃、秋田の実家で両親と過ごした時、 気晴らしに町の図書館に通いました。 児童書の充実ぶりは大変喜ばしかったのですが、 いつ行っても人が一人二人しかいませんでした。…
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第1663夜 【おひさまでるよ】

【おひさまでるよ】 ほるぷ出版 2020年4月20日発行 齋藤 槙 齋藤槙さんの絵が好きだから買った絵本ですが、 そうじゃなくても、このお日さまの目の魅力で、 おそらく購入したことでしょう。 キラキラしています。 ただし、単純なキラキラではありません。 まるでスフェーンという宝石のようです。 (*実物を見たわけ…
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第1662夜 【とのさまがえるに はるがきた】

【とのさまがえるに はるがきた】 福音館書店 こどものとも年中向き 通巻372号 2017年3月1日発行 小風さち さく 山口マオ え 静かな土の中、生きものたちが眠っています。 外はまだ冬。 一匹のとのさまがえるが動き出します。 「ああ、寝た 寝た。 たっぷり寝た。  こんなにたっぷり寝たからには、地上は春に違…
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第1661夜 【ちょうちょうなんなん】

【ちょうちょうなんなん】 あかね書房 2018年4月30日発行 井上奈奈 鮮やかな桃色の曲線に導かれて進んでいくストーリー、 その線の出どころは、蝶々のはばたきです。 「バタフライ効果」という仰々しいことばを使うほどではありません。 桃色の、くねくねとした細い線にのった文字を追っていくうちに、 連続した何かを目撃し…
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第1660夜 【チューリップ畑をつまさきで】

【チューリップ畑をつまさきで】 偕成社 2017年10月発行 山本容子 春の陽射しのような、あたたかな雰囲気のピンクの表紙を見ただけでは、 この絵本の中に、どれだけスケールの大きな冒険が描かれているのか、 想像できないと思います。 主人公はチューリップの球根です。 そもそも球根は地面の中にいる(ある)もので、 場…
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第1659夜 【ぞろ ぞろぞろ】

【ぞろ ぞろぞろ】 福音館書店 こどものとも0.1.2 通巻310号 2021年1月1日発行 尾崎玄一郎・尾崎由紀奈 さく 並んでいるものが好き、というのは私だけでしょうか。 できれば規則正しく並んでいると、興奮度は増します。 商品カタログなどには、美しく何かが並んでいることが多く、 商品自体に関心はなくても、ポーッ…
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第1658夜 【おにろうのおつかい】

【おにろうのおつかい】 偕成社 2020年1月発行 尾崎玄一郎 尾崎由紀奈 鬼の子、おにろうが街へおつかいに行くというだけのストーリーなのですが、 スルスルと読み進んでいくタイプの絵本ではありません。 それぞれのページに見入ること間違いなし。 実際のおつかいと同じくらいの時間を要するかもしれません。 絵が迫力満…
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第1657夜 【ワニーニのぼうけん】

【ワニーニのぼうけん】 婦人之友社 2008年10月3日発行 tupera tupera 月日の経つのは早いものです。 あれからもう数年になるのか… 浦和の美術館に、tupera tuperaさんの原画展を見に行きました。 娘と一回、妹と一回、計二回。 その時に、とても気に入ったのが【ワニーニの冒険】でした。 …
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第1656夜 【わたしとわたし】

【わたしとわたし】 福音館書店 こどものとも 通巻586号 2018年1月1日発行 五味太郎 体は一つ、心臓も一つなんですが、〝自分=わたし”は一つではないわけです。 きっと、誰もがそうなんでしょう。 何かを考えている時に、自分の内側で、「自分A」と「自分B」が対話して、 時には正反対のことを主張するなんてことは、結…
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第1655夜 【Letters レターズ】

【 Letters レターズ】 偕成社 2009年9月発行 工藤ノリコ 「うみべの ともだちへ」 「やまのふもとの ともだちより」 「ふるさとの みんなへ」 「ともだちより」 「だいすきな おじさんへ」 「おじさんの ともだちより」 「雪の国の友人へ」 「太陽の国の友人より」 固有名詞はありません。 その関係性…
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第1654夜 【ライフタイム】

【ライフタイム】 いきものたちの一生と数字 ポプラ社 2015年6月発行 ローラ・M・シェーファー ぶん クリストファー・サイラス・ニール え 福岡伸一 やく 生徒というのはテストの後、大変「平均点」を気にします。 目安としては有効な数字ではありますが、 たとえば、平均点が40点で、自分が42点なら、 『やったー!…
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第1653夜 【リスのたんじょうび】

【リスのたんじょうび】 偕成社 2018年9月発行 トーン・テレヘン 野坂悦子 訳 植田真 画 黄色い表紙の小さな本を読んでいる間、 一日に〝コロナ”ということばを何十回も見聞きしている今の現実から、 しばし隔離されていました。 なにしろお話が想像をはるかに超えています。 リスの誕生日パーティには、水陸空中地下…
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第1652夜 【リュックしょって ピクニック】

【リュックしょって ピクニック】 福音館書店 こどものとも年中向き 通巻386号 2018年5月1日発行 こさか まさみ さく こやま ともこ え やっぱり版画の絵本ていいなと思わせてくれる絵本です。 四匹の動物のデザイン、それぞれが背負うリュックの色、お弁当の中身、 どれもステキです。 版画の味わいと柔らかいスト…
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第1651夜 【りすともりのあしおと】

【りすともりのあしおと】 福音館書店 こどものとも年少版 通巻465号 2015年12月1日発行 八百板洋子 文 ナターリヤ・チャルーシナ 絵 美しい絵です。 やはり雪景色を描く時には〝青”が必要です。 〝青”で〝白”を感じます。 白い雪景色の中に、小さな赤い実や、お腹の赤い小鳥がとても映えます。 そして、リスや…
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第1650夜 【ゆめみのえ】

【ゆめみのえ】 福音館書店 こどものとも 通巻779号 2021年2月1日発行 山村浩二 作 読み始めて二枚ページをめくったところで、 『あれ、枝にぶら下がっているこのおサルさんたちに見覚えがあるぞ』 となりました。 正確には、その時すぐに、『切手のあのおサルさんたちだ』と思ったのです。 2019年発行の「動物シリ…
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第1649夜 【まる!】

【まる!】 福音館書店 かがくのとも 通巻616号 2020年7月1日発行 佐藤雅彦 + 山本晃士ロバート(ユーフラテス) 絵本を通してのコミュニケーションを、という趣旨で作られたと 折り込み付録にありました。 「まる!」と読者が言う(読む)と、 次のページで、72人の子どもたちが両手で丸を作ってくれています。 …
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第1648夜 【うれし たのし 江戸文様】

【うれし たのし 江戸文様】 福音館書店 たくさんのふしぎ 通巻430号 2021年1月1日発行 熊谷博人 文・絵 読み応え、見応えのある絵本です。 季節や年中行事に沿っての説明は、とてもわかりやすく、 どこかで見かけたことのある文様がいくつもありますが、 改めてその意味などを知ると、なるほどと思います。 縁起…
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第1647夜 【ゆきだ ゆきだ】

【ゆきだ ゆきだ】 福音館書店 こどものとも年中向き 通巻418号 2021年1月1日発行 中村至男 さく 今年の雪は災害クラスであると、 実家(秋田県湯沢市)にいる弟からLINEがありました。 実家の小屋や近所の家の屋根がやられた(つぶれたか破損したか…)とも。 こうなると雪は益々やっかいもの扱いされるでしょうね。…
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第1646夜 【ほわほわひつじ】

【ほわほわひつじ】 福音館書店 こどものとも年少版 通巻480号 2017年3月1日発行 池谷陽子 さく 〝まあちゃん”を見るだけで元気が出ます。 まあるいほっぺも鼻も真っ赤なら、ジャケットも長靴も真っ赤。 帽子とマフラーと手袋は鮮やかな黄色、 きっとお母さんが編んでくれたのでしょう。 〝まあちゃん”が雪に埋も…
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第1645夜 【ぺんぺんいちざ】

【ぺんぺんいちざ】 福音館書店 こどものとも年少版 通巻515号 2020年2月1日発行 石津ちひろ 作 いぬんこ 画 「○○一座」という響きと、いぬんこさんの絵がとてもしっくりきます。 現在放映中の朝ドラ「おちょやん」のタイトル画がいぬんこさんによるもので、 ドラマの内容もお芝居や「○○一座」と関連しているわけです…
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第1644夜 【プレッツェモリーナ】

【プレッツェモリーナ】 イタリアの昔話 福音館書店 こどものとも 通巻756号 2019年3月1日発行 剣持弘子 再話 小西英子 絵 身ごもったお母さんが、魔女の畑に忍び込み、パセリを食べてしまいます。 一度ならず、二度三度。 妊娠中、特定の食べ物が無性に食べたくなることは確かにありますけれども、 その後がいけません…
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第1643夜 【ふくろう ほ、ほう】

【ふくろう ほ、ほう】 福音館書店 こどものとも012 通巻308号 2020年11月1日発行 飯野和好 さく 自分に情報過多注意報を発令したくなるほど、 今の世の中、じっとしていても大量の情報が振りかぶってきます。 少し前までは、進んで情報を得ることがよしとされましたが、 今は、多すぎる情報からどう身を守るかが大切…
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第1642夜 【パンやの くまさん】

【パンやの くまさん】 福音館書店 1987年5月30日発行 フィービとセルビ・ウォージントン さく・え まさき るりこ やく 私の両親は農家です。 朝早くから夜遅くまで、勤務時間という概念もなく働いていました。 労働としても、重いものを持ち運んだり、泥にまみれたりで、 決して楽とは言えない仕事です。 ですから私も『…
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第1641夜 【パンくうこう】

【パンくうこう】 福音館書店 こどものとも年少版 通巻513号 2019年12月1日発行 古川タク さく ここはパン空港。 いろんなパンの飛行機がいます。 ブルンブルン ブィーン とんだー。 ちょっとずんぐりしていたのは、あんパン飛行機でした。 次は、クロワッサン飛行機。 少しスマート。 今度はカ…
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第1640夜 【ばらいろのかさ】

【ばらいろのかさ】 福音館書店 2019年6月15日発行 アメリー・カロ 文 ジュヌヴィエーヴ・ゴドブー 絵 野坂悦子 訳 とてもステキで洒落たラブストーリーです。 カフェを営むアデルは、愛らしく、きらきらと輝き、 顔なじみのお客さんにとっては太陽のような女性です。 アデルの店に、週に一度(水曜日)、店内で野…
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第1639夜 【はいくのえほん】

【はいくのえほん】 A PICTURE BOOK OF HAIKU 足立美術館 2011年5月10日発行 鈴木寿雄 画 福田陸太郎 訳 学生時代、俳句の英訳についてゼミで研修したことがありました。 「セミ」などの昆虫に対する欧米とのイメージの違いも、その時に知りました。 海外の人たちが作った俳句も、その時にいくつか…
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