第237夜 【じょせつしゃ】

【すすめ! じょせつきかんしゃ】
福音館書店 こどものとも 通巻383号 1988年2月1日発行
峰村勝子 さく・え
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【じょせつしゃ だいかつやく】
福音館書店 年少版こどものとも 通巻166号 1991年1月1日発行
みねむら かつこ さく
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【じょせつしゃ】
福音館書店 かがくのとも 通巻321号 1995年12月1日発行
みねむら かつこ さく
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私は雪国、しかも“豪雪地帯”と呼ばれるところで生まれ育ったので、除雪車のことはもちろん知っている・・・つもりでした。
しかし、これらの絵本を読んで、自分の無知と無関心を心から恥じました。

除雪車の種類や、車のしくみを知らなかったこともそうですが、それにかかわる人たちのことに、「ちっとも」と言っていいほど思いを馳せることをしてこなかったことが恥ずかしいのです。

中学の同級生が、除雪車の運転をしているということを聞いて、『朝早くから大変なことだ』、くらいには思ったことがありますが、関係者の人たちが積雪に対してどれだけ神経を砕いているのかということを想像することはほとんどありませんでした。
それどころか、少し雪が積もると、『除雪車はまだ来ないのか?!』 と思ったり、車を運転していて、前に除雪車がいてのろのろ運転になると、『あ~あ』と、厄介者でもいるような気持ちになったりしていた自分がとても愚かに思えます。

「人間は一人では生きていけない」ということばのもう一つの意味をしみじみ感じました。
家族や友人など、愛する人たちが自分を支えてくれているのも真実ですが、見も知らぬ人たちの存在のおかげで、自分の生活が支えられているということを、除雪車が思い出させてくれました。

ちなみに、同郷の夫に、除雪車のことを話すと、さすがは男子(!)、私よりはよほどその種類や機能のことを知っていたのでした。

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