第1645夜 【ぺんぺんいちざ】

【ぺんぺんいちざ】
福音館書店 こどものとも年少版 通巻515号 2020年2月1日発行
石津ちひろ 作
いぬんこ 画
penpen ichiza 2.jpg
「○○一座」という響きと、いぬんこさんの絵がとてもしっくりきます。

現在放映中の朝ドラ「おちょやん」のタイトル画がいぬんこさんによるもので、
ドラマの内容もお芝居や「○○一座」と関連しているわけですが、
ぴったりだと思います。

文字を書く筆(いわゆる小筆)で描いているのかしらと思うのですが、
その味わいが〝懐かしい”よりももっとさかのぼった時代を感じさせるのです。
古い昭和のにおいがするとでも言うのでしょうか。

紙面いっぱいに登場キャラクターたちが描かれている賑々しさに、
高度成長を目指していた頃のエネルギーのようなものを感じるのです。
(自分がどんぴしゃりの年代というわけではありませんが、
かすっている程度にはわかります。)

ぺんぺん一座が繰り広げる「○○づくし」には、
読む者聞く者を無条件で明るく元気にしてくれるパワーがあふれています。

さいしょにとうじょう たいの たいくん
たいたいづくしを いいますと
はちまき まいた げんきな たいくん
たいよう あびて たいこを たたく
たいへん はりきり たたいていたら
かたい バチが ひたいに ゴッツン!


「たんづくし」、「とらとらづくし」、「きんきんづくし」と続き、
休憩をはさんで再び始まると、熱気は益々高まり、
絵本から熱いエネルギーが飛び出てきます。

おまたせしました からからづくし
カラフルりぼんを つけた カラスが
カラオケ うたうよ かあかあと
からだを のりだし きいてる きゃくが
こえを からして きゃあきゃあ さわぐ


最後のとり、きゅうかんちょうによる「かんかんづくし」が始まると、
舞台は客席全体(野外)にも広がって、演者も総出、
お客さんたちも一緒に歌って踊り、もはやお祭り状態です。

はぁ~、スゴイ!
明日からまたみんな元気にやっていけるよね!って思いました。

石津ちひろさんの絵本は、第479夜、第480夜、第615夜、第1001夜、第1330夜、第1378夜、第1404夜、第1462夜、第1508夜でも紹介しています。














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