第1566夜 【ぺちゃくちゃばーぶー】

【ぺちゃくちゃばーぶー】
福音館書店 こどものとも年少版 通巻499号 2018年10月1日発行
たかどのほうこ さく
画像

赤いベンチで編み物をしているおばあさんが言いました。
「だれかと おしゃべりしたいなあ」

その声を聞いたのはそよ風たち。
そよ風たちのおしゃべりを聞いたのは木の葉たち。
木の葉たちのおしゃべりを聞いたのは小鳥たち。

そして小鳥たちが飛んで行ったのは、赤ちゃんのいる窓。
赤ちゃんのことばをお母さんに伝えたのはお兄ちゃん。

洗濯物を取り入れたばかりのお母さんが、お兄ちゃんのことばを聞いて言います。
「あら、じゃあ
すぐに おしゃべりしに
いきましょう!」

おばあさんと三人の親子は、赤いベンチの上で楽しそうにおしゃべりをします。
読者も釣られて笑顔になってしまいそうなニコニコ顔です。

そよ風たちも木の葉たちも小鳥たちも、それはそれはうれしそうです。
自分たちがつないだのですものね。


折り込み付録の作者のことばに、
「まだ喋れないあかちゃんだけは小鳥の言葉がわかるって、『メアリー・ポピンズ』にちゃんと書いてありますよ。」
とあります。

先週、両親の様子を見に秋田の実家へ帰省してきたのですが、普段はすでに誰も上って行かない二階に布団を敷いて寝てきました。
細い縁側の戸袋のあたりに、おそらく鳥の巣があると見え、就寝しようと布団に入ると、「チーチー」と声がします。

ネズミかとも思いましたが、奴だったらドタドタと走る音もするはず。
カサコソという物音と共に聞こえる 「チーチー」という声が、何を訴えているのだろうと考えましたが、思い当たりませんでした。
あかちゃんさえ居てくれたらなあ…。


高楼方子さんの絵本は、第571夜、第671夜、第810夜、第936夜でも紹介しています。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック