第1560夜 【はりねずみのぼうやのおはなし】

【はりねずみのぼうやのおはなし】
福音館書店 こどものとも 通巻745号 2018年4月1日発行
小風さち さく
西平あかね え
画像

一人暮らしをしているはりねずみのぼうやが、友だち探しに出かけます。

しかし、最初に出会ったあまがえるとは、歌がうまく歌えないから
次に出会ったカンガルーねずみとは、上手に縄跳びができないから
続くコウモリとは、逆上がりができないから
という理由で、友だちになることをあきらめなければなりませんでした。

ヤマアラシにいたっては、ハリが立派じゃないからと、冷たくあしらわれます。

残念な気持ちで森を歩いていると、恐ろしいミミズクに狙われます。
「もう、ともだちなんか いらないや」

はりねずみのぼうやは岩陰に隠れ、すっかり疲れて眠ってしまいました。

どれくらい眠ったでしょう。
誰かが近づいてくるのがわかりました。

「みつけたよ!」
声をかけたのはアルマジロの男の子でした。

アルマジロの男の子となら、大好きなでんぐり返しをして遊べます。
二人はすっかり仲良くなりました。
誰かを朝ごはんに招くという夢もかないました。

気の合う友だちと出会うためには、色々な人とうまくいかない経験を経なければならないのかもしれませんね。

裏表紙、
切り株の室の中に、はりねずみのぼうやとアルマジロの男の子が膝を抱えて収まっている絵を見るだけで、こちらも幸せな気持ちになります。
二人が見つめているのは、同じく丸まっているダンゴムシなのでした。

小風さちさんの絵本は、第138夜、第142夜、第143夜でも紹介しています。
西平あかねさんの絵本は、第342夜でも紹介しています。

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