第1311夜 【最初の質問】

【最初の質問】
講談社 2013年7月25日発行
詩・長田弘
絵・いせひでこ
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初めてこの絵本を音読した時、一つ一つの質問への答が、自然と心の中に生まれてくることがとても心地よく思えました。
音読しているのは自分の声ですが、本当に、やさしい誰かに質問されているような気持ちになったのです。

と同時に、この答は、「今日の私の答」であると感じていました。

今日、あなたは空をみあげましたか。
空は遠かったですか、ちかかったですか。


あなたにとって、
いい一日とはどんな一日ですか。


「うつくしい」と、
あなたがためらわず言えるものは何ですか。


あなたにとって
「わたしたち」というのは、誰ですか。


上手に歳をとることができるとおもいますか。


いちばんしたいことは何ですか。



次に読む時には、違う答が生まれているかもしれません。


思えば、いつからか、質問をされるよりはする方が多くなっていました。

今、自分はどんなことに迷い、考え、どんな感情を温めているのか…
自分のことならばわからないわけがない、と、無意識に信じていました。

しかし、問われてみると、浮かんでくる答を知ることによって、自分の心が、スッと透けて見えるような気がしました。

こんなふうに、絵本に問われ、その答を自分だけが知る―
これは必要なことだと、私は思いました。

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