第1034夜 【うみべのまち】

【うみべのまち】
太田出版 2011年7月18日発行
佐々木マキのマンガ1967-81
画像

私が初めて佐々木マキ氏の絵に出会ったのは、【ぼくがとぶ】でした。
その時の衝撃は今も新鮮に蘇ります。
そんなわけで、氏の作品を思い浮かべる時に、常に一番に来るのが【ぼくがとぶ】です。

その後、【やっぱり おおかみ】で完全にとりこになり、気がつけば我が家には30冊ほど、氏の絵本が並んでいます(私にとっての書棚の特等席に)。

帯にあるように、村上春樹氏が大ファンだったり、降矢ななさんが影響を受けていたり、すごい人であるということは後々わかったことです。
私は芸術的にも、文学的にも、純然たる凡人ですが、佐々木マキ氏に魅かれるのに、何の肩書きがいりましょうか。

最初に絵本作家として認識した佐々木マキ氏でしたが、中にはコマ割がなされている絵本もあって、なんだかマンガを感じさせるなあ…なんて思っていたら、順番としてはマンガが先だったのでした。

今回、この本を読んで、いたるところに絵本で見覚えのある方々を見つけました。
まるで、知り合いの卒業アルバムを見せてもらったかのようです。
「あっ、いるいる、ここ、ここ、若ーい!」

」のおおかみを初め、【おばけがぞろぞろ】に出てくるお化けのルーツのようなものや、昨日紹介した探検隊のナイタンにそっくりの紳士や、なんと、木の上のブタまで既に描かれています。
ここがふるさとでしたか…

個人的には、絵本で知っていた彼らを、こうしてさかのぼって見られたことが、よかったなあと思います。
最初がこのマンガだったら、凡人の、しかも若い私には太刀打ちできなかったかもしれません。
というか、勝手に怖気づいていたでしょう。

佐々木マキ氏と出会ったタイミングに関しては、よくやったぞ過去の自分、という感じです。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック