第648夜 【でてきて おひさま】
【でてきて おひさま】
福音館書店 こどものとも年中向き 通巻71号 1992年2月1日発行
スロバキア民話
ほりうち みちこ 再話
ほりうち せいいち 絵
「うまい」と言ったら偉そうでしょうか。
でも、そう思うのですから仕方ありません。
お日様が三日も顔を見せず、黒雲に空が覆われた最初のページ、赤い屋根の鶏小屋にいるメンドリを見て、まずは「うまい」と思いました。
黄色のひよこたちも、このコントラストで存在感抜群です。
その数やら配置まで、やはり「うまい」というしかありません。
昔話によくある「次々にお供が増える系」のお話です。
顔を見せないお日様を探しに、最初に旅に出たのはかわいらしいひよこたちです。
最初に出会うのは、キャベツ畑のカタツムリ。
それにしてもこのキャベツ、迫力はあるし、リアルだし、「うますぎ」です。
カタツムリの紹介でカササギ、そのまた紹介でウサギ、それからカモ、ハリネズミと、お日様を訪ねる旅の道連れが増えていきます。
川岸に住むカモのおばさんの家にたどり着こうとしているひよこたち、カササギ、ウサギの躍動感!
それを待ち受けるカモのおばさんがたたずむ川岸の美しさ!
カモのおばさんが引っ張る丸木舟に乗り、ハリネズミのいる岸に向かう一行の絵の色のコントラスト!
黒雲がかぶさった真っ暗な世界での黄色の縁取りの効果!
そして圧巻は、みんなに洗われ磨かれ輝きを取り戻したお日様が空に出たページの明るさ!
そのまぶしさに、思わず手をかざすほどです。
これ、普通の絵本だよね、と紙面をなでてみたくなります。
何か特別な細工か仕掛け、あるいは魔法でも・・・と思うほどです。
もちろん、そんなものはありません。
技術です。
これまで見てきたどんな絵よりも明るさを感じるこのシーン、もう一度「うまい」と言わせてください。
福音館書店 こどものとも年中向き 通巻71号 1992年2月1日発行
スロバキア民話
ほりうち みちこ 再話
ほりうち せいいち 絵
「うまい」と言ったら偉そうでしょうか。
でも、そう思うのですから仕方ありません。
お日様が三日も顔を見せず、黒雲に空が覆われた最初のページ、赤い屋根の鶏小屋にいるメンドリを見て、まずは「うまい」と思いました。
黄色のひよこたちも、このコントラストで存在感抜群です。
その数やら配置まで、やはり「うまい」というしかありません。
昔話によくある「次々にお供が増える系」のお話です。
顔を見せないお日様を探しに、最初に旅に出たのはかわいらしいひよこたちです。
最初に出会うのは、キャベツ畑のカタツムリ。
それにしてもこのキャベツ、迫力はあるし、リアルだし、「うますぎ」です。
カタツムリの紹介でカササギ、そのまた紹介でウサギ、それからカモ、ハリネズミと、お日様を訪ねる旅の道連れが増えていきます。
川岸に住むカモのおばさんの家にたどり着こうとしているひよこたち、カササギ、ウサギの躍動感!
それを待ち受けるカモのおばさんがたたずむ川岸の美しさ!
カモのおばさんが引っ張る丸木舟に乗り、ハリネズミのいる岸に向かう一行の絵の色のコントラスト!
黒雲がかぶさった真っ暗な世界での黄色の縁取りの効果!
そして圧巻は、みんなに洗われ磨かれ輝きを取り戻したお日様が空に出たページの明るさ!
そのまぶしさに、思わず手をかざすほどです。
これ、普通の絵本だよね、と紙面をなでてみたくなります。
何か特別な細工か仕掛け、あるいは魔法でも・・・と思うほどです。
もちろん、そんなものはありません。
技術です。
これまで見てきたどんな絵よりも明るさを感じるこのシーン、もう一度「うまい」と言わせてください。

この記事へのコメント
初めまして!
遊びに来ました!
これからヨロシクお願いしま~す