第337夜 【とりどりのとり】

【とりどりのとり】
クレヨンハウス 1994年10月発行
佐々木マキ
画像

「そうか そういうことだったのか! ・・・・・さとり
「ちょっと のきした かりますね ・・・・・あまやどり

こんな調子で、かわいい鳥を案内役に、ことば遊びが繰り広げられます。
こういうの、大好きです。

たまに、友人へのはがきで、似たようなお遊びをします。
ずいぶん以前のもの。
これは、崇拝する内田百閒氏のお知恵を拝借したものです。

「長長御無沙汰致しましたと申したいところ長ら、昨日お目にかかったばかりでは、いくら光陰が矢のごとく長れてもへんですね。
長長しい前置きはやめて、用件に移りたいのですけれど、生憎何も用件がな(手書きだと、‘長’の字を逆さに書く)いのです。
やむなく窓の外を長めていると、まっくら長ラスの外に、へん長らの洋服を着た若いおん長が立ってます。
女は私の方に長し目をして、それきり消えました。
妙な通り雨のせいで、何のつ長りもない事を申し上げました。
中略
末筆長ら、皆様によろしく。」

次は、去年の今頃書いたはがきです。

「Fさんにも紹介したのですが、修学旅行の引率をなさる前に読むことをぜひともお勧めしたいのが、万城目学という作家の“鴨川ホルモー”と“鹿男おをによし”です。
鴨川というくらいですから前者は京都、鹿ということで後者は奈良が舞台です。
事前学習の文献として役立つということではないのですが、お互いもう何度も訪れている(悲しいかな引率で・・・)京都・奈良も、これを読めばちょっと違う味わいを感じる鴨と思うのです。
少なくとも、鹿を見る目が変わることはた鹿です。
あれやこれやでお忙しい毎日とは存じますが、鹿し、そんな時こそ、ありえないような架空の世界に魂を遊ばせることもいい鴨しれません。
鹿も、剣道少女登場ですよ!(*私たちは学生時代剣道部に所属しておりました。)

しりとり、ひとり、おんどとり・・・
あなどり、きみどり、あともどり・・・
あやとり、こぶとり、つかみどり・・・

いろんな鳥が登場です。
どれもこれも佐々木マキ氏のすてきな絵によって、ちょっとしたストーリーのある動画を見た後のような満足感を覚え、うっとりします。

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