絵本千夜一夜

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zoom RSS 第1425夜 【なむちん かむちん】

<<   作成日時 : 2017/07/30 11:29   >>

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【なむちん かむちん】
福音館書店 こどものとも 通巻736号 2017年7月1日発行
やぎゅう げんいちろう さく
画像

絵本は基本的に音読して味わうことにしています。
でも、静かに目で読みたい絵本も時々あります。
この絵本は、タイトルからして断然音読するべきだと思いましたので、そうしました。
で、これは音読した方がいい、するべきという生易しいものではなく、音読しなくてはいけない、しなさい!と断言いたします。

まだ小さい野菜の子どもたちに、かぼちゃのばあちゃんが
「おまえたち はやく おおきく なりたいか?」
と声をかけます。

野菜の子どもたちとかぼちゃのばあちゃんのやり取りには、単純で同じようなセリフが何度も出てきます。
それぞれのキャラクターによって、自然に声音や口調が変わってきます。
今のはナス、次のはトウガラシ、ちっこいソラマメはこんな感じ…
考える間もなく読み分けてしまっている不思議。
なんと楽しい!

最も愉快だったのは、ニワトリのおばさんの、大量のセリフを読んでいた時です。
一瞬でニワトリのおばさんになりきれた自分に驚きました。

そうして、思わず「プッ」と吹いてしまったのが、ソラマメくんのお母さんのセリフを読んだ時です。
おばあちゃんのおまじないで大きくなりすぎたソラマメくんが、家に帰ってお母さんに言います。

「あした かぼちゃの ばあちゃんに もういっかい なむちんかむちん を やって
もらって ええころかげんの おおきさに なおして もらう」


すると、お母さん、
 
「おおきいままでも いいんじゃないの
おかあさん おおきい おふとん
つくって あげるわよ」


いいなぁ、このリアクション。
小さいけれど肝の太いお母さんです。


読んでいる間中、自分の顔の筋肉が躍動しているのを感じていました。
心がほぐれていくのも―。


柳生弦一郎さんの絵本は、第25夜、第147夜、第467夜でも紹介しています。

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