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zoom RSS 第1418夜 【ハエトリグモ】

<<   作成日時 : 2016/07/19 12:36   >>

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【ハエトリグモ】
福音館書店 かがくのとも 通巻569号 2016年8月1日発行
池田博明 ぶん
秋山あゆ子 え
画像

秋山あゆ子さんといえば、【くものすおやぶん】シリーズの作者。
他にも、【みつばち みつひめ】シリーズもあり、これまでも充分に昆虫ラブを感じていました。

それが今回は「かがくのとも」ということで、デフォルメなしのリアルな絵。
「本当にクモが好きなんですね」と、独り言がもれました。

文章を書かれた池田博明氏も、「ハエトリグモは魅力ある生き物です」と明言。
クモへの愛情を感じます。

しかしながら、実際はクモが好きな人というのはそれほど多くはありません。
そう言えるのも、つい最近、飛行機を見上げたら、そこにキラキラ輝くクモの糸を見つけ、10メートルはあろうというその長さにいたく感動した私はその話を早速教室で生徒に伝え、その際、
「クモが好きな人〜?」
と質問したからです。

案の定、手をあげたのは、2クラスでたった一人(男子)。
どっちでもない、という男子が3人。
あとはきっぱりと「キライ」という意思表示をしました。

私自身も、「好き」とは決して言えませんが、その日のように、美しいクモの糸を見れば、その生態に感動します。
そして、以前読んだ「かがくのとも【クモをみつけよう】」を引っ張り出して、どうやってクモが糸を張るのかを改めて確認するうちに、『神秘的だなぁ〜』と、なんだか嬉しくさえなりました。

この絵本も、大方はそういう風に楽しみました。

やけにすばしっこく、時には跳ぶようにサッと動くハエトリグモは何度も見たことがありました。
ただ、その名を「ハエトリグモ」とは識別せずに、単に「小さなクモ」扱いをしてきました。
名前を知ると、少し近いものに感じます。

葉っぱを丸めるように卵を産んでいる白い膜のようなものは、子どもの頃よく見かけました。
生徒への質問で、
「葉っぱの陰のクモの巣を見たことあるでしょ?」
とたずねると、生徒たちはきょとんとしています。

今さらですが、私が子どもの頃に比べると、今の子どもたちは色々な実体験が不足しています。
アマガエルの感触も知らないのですものね。


秋山さんの絵は緻密でありながらやさしくて、台所やテーブルの上のお茶椀の絵などは、ずっと見ていたいほどです。

しかし、ハエトリグモの正面から見たアップの絵は、3秒以上は正視できませんでした
表紙はぎりぎりです。
p6では、ガッと汗がにじみました。

ハイセンスな食器と、リアルなクモの絵が同居している絵本が他にあるのでしょうか。


ところで、先週借りてきたDVDは【メアリーと秘密の王国】といって、花や虫など小さな生き物の国のお話です。
彼らが人間のことを、のろまでうすのろ扱いし、「ドスンドスン」と呼んでいるというのには苦笑いしました。

ハエトリグモも、人間の鈍さを笑っているかもしれません。

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