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zoom RSS 第1416夜 【星の王子さま】

<<   作成日時 : 2016/07/02 22:39   >>

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【星の王子さま】
白泉社 2007年10月22日発行
サン=テグジュペリ 原作
奥本大三郎 文
画像

過去に2度、【星の王子さま】を読もうとして挫折しました。
本棚には、英語版と日本語版の【星の王子さま】が並んであります。
読み終われなかったというよりは、よくわからなかったのです。
まだ学生でした。
いや、理解するという年齢としては充分だったのでしょう。
もしかしたら逆に、ゾウを飲んだウワバミの絵を「帽子」だと思ってしまう「大人」脳に、すでになっていたのかもしれません。

というわけで、【星の王子さま】にはどこか敗北感を感じたままで過ぎてしまうのかと思っていました。
そこに手を差し伸べてくれたのが、奥本大三郎氏です。

奥本大三郎さんの中を一度通過して届けられた【星の王子さま】は、単にわかりやすいというだけではなく、温まっていました。
だから、心地よく心に伝わったのでしょう。

「大切なものは目に見えないんだ」
という“有名な”フレーズも、スーッと入ってきました。
今までは、「よく耳にする言い回し」だったこのことばが、本当に胸に届いたような気がします。


今日は、近所の女子高の公開授業を見学してきました。
休み時間、避暑に訪れた図書室に、七夕の笹がありました。
「ご自由に短冊を書いて下げてください」とのことでしたので、せっかくだから一枚書こうかとペンをとりました。

すでに下がっている20枚ほどの短冊を見ると、八割がた、「テストの点がよくなりますように」系でした。
2年担任と名乗る先生の短冊にも、「クラスの生徒のテストの点が上がりますように」とあったのには苦笑しました。
高校生も(先生も)大変なのね、と思いながら、自分の短冊には何を書こうかと考え、結局、
「目には見えないことに幸せを見出せる人が増えますように」
と書いて下げてきました。

ふと見ると、笹の横に貼られていた、本を紹介する生徒のお手製ポップの一枚が、【星の王子さま】でした。
王子さまの絵がとても上手でした。
例の、ガウンのすそが両側に大きく広がった、左手に剣を持った絵です。
少し顔を傾けて、色のついていない目から気持ちやことばが出でてくるような、あの絵です。

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